緑のアルダを読んでみた。

2011年02月08日 20:07

コバルト文庫でアタリを引いた、エンジです。

だいぶ前に古本で買ってきて、中途半端にそろっていたんですが、最近になって本格的にそろえました。
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コバルト文庫から発行されている榎木洋子氏のライトノベル『緑のアルダ』シリーズです。
全15巻。
コバルト文庫と言えば、女の子向けの小説ですね。
少女漫画ならぬ、少女小説です。
あの『マリア様がみてる』もコバルト文庫です。最近実写映画化の話もありますね。
この『緑のアルダ』はちょうど同じ頃に発行されたものです。2003年だって。
コバルト文庫はちょいちょい見てますが……やっぱり、『東京S黄尾探偵団』を超えるものは有りませんね、今のところ。
アレは女の子向けのコバルト文庫ながら、主人公は『男』というどうなんだっていう小説です。挿絵の人も少女漫画家でありながら男の子を主人公とする傾向がある人です。


さて、そんな俺ですが、この『緑のアルダ』は久々にアタリでした!
ある意味S黄尾とならぶ面白さでしたね。もちろん面白い系統が違いますが……。
王道的なファンタジーです。展開的にも若干女の子向け。
ちなみに『萌え』は有りません。一応それも含めて買い求めたんですけどね。




1巻表紙↑
この娘が主人公の『アルダ・ココ』ファミリーネーム無し。
俺にはどうにもこの『・』を含めてファーストネームってのが理解出来ない。みんな『アルダ・ココ』と呼びます。『アルダ』とは呼びません。
意志の強い女の子です。ちなみに16歳。でも蓋を開けてみれば、天然でお人好しです。容姿は十人並みらしい。でも十分可愛いです。唯月一氏のイラストがキラリと光る。




2巻表紙。
相方の『ウルファ』アルダ・ココの用心棒になる男です。ちなみに17歳。基本的に疑り深い……というか、アルダ・ココがお人好しで基本的になんでも簡単に信じてしまうので、彼が全てを疑る役になってます。
剣の腕は相当強い。唯月 一氏曰く、2巻の表紙のウルファはまだ誰も信じてない頃らしい。
格好いいです。ちなみに読んでるときは常にウルファの声は『緑川光』さんでした(笑
アルダ・ココは……だれだろ?




6巻目にして『始めて表紙で笑顔』の二人です。辛い旅の話の影響か、笑顔のイラストがほぼ有りません。挿絵でさえ笑顔は貴重です。
奥にちっちゃーく居る犬みたいなのが地狼のヨールです。犬じゃないです。狼ってか精霊とか妖獣です。人語を解します。声は……ソフトバンクの『お父さん』ですかね(笑


この三人が主役ですね。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
コーサ国の辺境、荒野に支配された東の果て半島。石占いの娘、アルダ・ココは、村はずれのあかずの森で見つけた秘石に導かれ、何百年も眠っていた精霊、地狼ヨールと、何者かに追われ村に逃げ込んだ謎の少年剣士ウルファに出会う。そして、呪われた祖国の運命を覆し、緑あふれる大地をとり戻すために、旅に出ることを決意する。おなじみ「守龍」ワールドの新しい物語、いよいよスタート。

ってことらしいです。

『緑のアルダ』は同じ著者の『リダーロイス』『龍と魔法使い』と同じ世界の話です。時代は違うんですけどね。
俺はいわゆる『守龍シリーズ』というのをみたことなくて、『緑のアルダ』から入ったんですが……読んでなくても大丈夫な内容です。ただ読んでいると『ニヤリ』と出来るかも知れませんね。

ストーリー的には王道なファンタジー。剣とか魔法とか精霊とか龍とか……そんなんが出てきます。
かといって、バトルものではないので、その辺は期待してはダメです。
あくまで主人公は占い師の女の子ですので。といってもただの占い師ではありませんよ、百発百中です。

守龍を得る為には王族が必要で、まずはそれを訪ねます。
で、なんやかんやあって王族と共に旅に出ます。
で、その最初が凄いのなんのって。てっきり俺は王族を加えた4人旅になるかと思いきや……。
30名以上の大所帯に(笑
度肝を抜かれましたが、考えてみれば当然ですね。国の命運を賭けた守龍の旅、しかも王族が一緒となると……それだけ大所帯になるのも頷けます。むしろ少ないくらい。
ま、なんやかんやあって結局6人になるんですがね。

旅のツレ。
アナンシア王女。もうどうにも頭の中では根谷美智子さんでしたね。
どうにもナタリアの印象が強すぎて王女ときたら、もう根谷美智子さんでしょうってくらい。
挿絵を見ても俺の頭の中ではナタリアでした。

カートラム。貴族な人。頭の中では子安さん。
もう、これしか思いつかない。


で、敵役も当然いるわけですよ。
白の魔法使いラダ。こいつが非常に嫌なヤツでね~。いろいろちょっかいだしてくるわけです、しかもわりとえげつない。最後の方なんかもう! 殴りたいです。
でもね……。




この表紙だけ見るとイチャイチャバカップルなアルダ・ココとウルファ。この短編集というか最終巻の後日談なんですが。これを見ると、どうにも憎みきれないです。許されないことをたくさんしたラダですが、どうにも憎み切れません。ここは『やられたな』ですね。
あと、旅が終わったあとなので、ほのぼのしてます。

アルダ・ココが天然で鈍感すぎて、ウルファが可愛そうでした(笑

ちなみに本編はそういった恋愛描写が少ないです。
でもなんか面白いんだよな~。
少ないといえば、場面の描写も若干弱かったかなと思います。ただその分テンポはよかったと思いますね。
あと、このシリーズの特徴なのか作者の癖なのか、まず冒頭で時間が進んでます。そのあとでなぜそうなったのかを振り返るという形でしたね。
最初訳解りませんでした。

でも割と読みやすかったのでよかったですね。

脳内補完出来る人推奨ですかね。
それが出来るか出来ないかでこの小説の面白さは変わると思います。
俺は出来る人なので、面白かった(ぇ


作者買いする人ではないので、他のシリーズを買うことはないな。

まあ、そんなこんなで、なかなか面白かったです。
欲を言えば、もうちょっと恋愛描写があると良かったですね。アルダ・ココが鈍感なためか、ウルファが無自覚な為か……。いや、『もうちょっと』どこんじゃないな、『もっと』だな。
ほぼ、皆無でしたんで……。
他人の恋愛にはわりと突っ込むんですけどね。


可愛いなーアルダ・ココ。格好いいな、ウルファ。エンジでした。
お父さんだなヨール(笑

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